森林傾斜地

 森林傾斜地は、玄武岩などの風化しやすい火成岩を細かく粉砕してペレット化したものを林地(森林傾斜地)に散布風化させ、大気中の二酸化炭素を重炭酸イオンまたは安定な炭酸塩鉱物として地中に固定するものです。
 この技術は、森林の炭素吸収機能を高めながら、土壌養分の保持など持続的な森林管理にも資する、自然と調和した気候変動対策です。
 以下のような利点が期待されます。

1. 二酸化炭素の除去:岩石に含まれるケイ酸塩鉱物が土壌水と反応し、二酸化炭素を吸収して重炭酸イオンまたは炭酸塩として固定します。森林の成長に伴う二酸化炭素の吸収作用と相乗効果を発揮します。

2. 土壌の酸性化抑制と肥沃化:玄武岩風化によって放出されるカルシウム、マグネシウム、カリウムなどの栄養素が土壌に供給され、土壌の酸性化を抑制するとともに植物の成長を促進します。

岩石風化促進技術研究組合